日大経済学部1967年4.20暴力事件調査委員会
経済学部当局調査委員会資料
経済学部学生会に対する暴力弾圧事件の経済学部当局の暴力事件調査委員会の議事録である。
個人名が記載されているため、今まで公表がはばかられていたが、今般の事件もあり、2018年の日大騒動の解決の一歩となることを望んで、この度公表することにしたものである。
赤線にて解説してあるので、各位においては大いに参考にしてほしいと思うものです。
これらの資料現物は、1968年6月12日日大全共闘経闘委(経済学部学生会及び学生委員会)が校舎を占拠し、バリケード封鎖のうえ、以後学生の自主管理に入った際、学部当局が残置したものをやむなく学生会で保管していたものである。
ちなみにこの資料現物は、のちの研究資料として、佐倉の歴博に永久保存資料として保管してあります。
日本大学経済学部調査委員会議事録
★暴力行為実行者として、2018年現日大理事長＝田中英寿君の名前もある。
学生会室に執行部員を追い込んで、暴力の限りを尽くした最も悪質かつ執拗な暴力行為を行った者たちであった。
★小俣とあるのは、小俣哲郎君(故人)
暴力集団は学生会執行部員を追い込んで、暴行の末、藤原委員長、沢谷事務局長他の執行部員全員に暴行脅迫の末、1967年度学生会執行部の解散届に強制的に押印させ、経済学部学生会の解散を声高に叫んだ。
その後、あろうことか、この暴力事件の被害者たる学生会執行部が大学当局によって処分されるという本末転倒なことが行われた。
この事件は日大本部古田会頭及び日大理事会の直接命令よって行われた事件であることが発覚したのです。
日大の暴力事件はいつもこうであった。
暴力行為を大学側が仕掛け、暴力の被害者が処分される…
さかのぼれば1958年日大改善案事件も、大量の処分者を出した。
そして1965年文理学部数学科事件、1967年420事件(暴力弾圧の被害者が処分され放逐された)、1968年6.11経済学部「血の弾圧事件」(負傷者、死亡者不明の大弾圧事件)
1970年文理学部、右翼による中村君虐殺事件、この時は右翼が殺された側の被害者の家族に脅迫状を送ったという話は有名である。
そして1974年経済学部サークル会議襲撃事件＝この事件は当局により隠されてきたが、のちに被害者によって暴かれた。言ってみれば、血だまり事件 この時右翼体育会＋関東軍はスチール製のごみ箱を学生の頭に振り下ろしたという、身の毛も逆立つ事件であった。校舎7階への階段には、血だまりになった鮮血が点々とついていた＝目撃者証言(けいとういホームページ1971年以降参照)
この時も証言者によれば、日本大学本部理事会の直接の指示により、行われたという。
★2018年の日大騒動でも同様な構造である事が明らかになっている。
第二自治会賛同署名(暴力事件加害者)
★暴力弾圧組の三番手の田中英寿本人の署名及び押印である。
暴力事件当時、経済学部応援団長 暴力事件加害者で、田中英寿とともに420事件の首謀者
2018年日大アメフト事件現在、日大経済学部校友会会長
2018年現在、日本大学理事
この署名は420暴力事件当日、小俣哲郎君によって結成がもくろまれていた第二自治会（つぶした学生会に代わる右翼・体育会連合による学生組織）の賛同署名である。これらに署名した者たちは、いずれも暴力弾圧事件の加害者たちである。
(※我々の調査によるとこの中の何人かは、強制的に署名させられ押印を強いられた者もいた。その人の前後いずれかの者が彼らを強制して偽署名させた当人である。彼ら右翼体連はこのような卑劣な手も使っていたのです。)
1968年強制撤去された立看についての当局資料(1968年至弱より決起冒頭部分写真参照＝ホームページ本文)
お問い合わせ先：sogyo3@tcn-catv.ne.jp
日大全共闘経闘委・1968-1969年日本大学経済学部・短期大学部学生会及び学生委員会(庶務部S)